今回は、転職に対し漠然とした不安を感じている方、転職する勇気がなかなか出ない方に向けて、勇気が出ない理由と、自信が持てるようになる方法を解説しています。
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はじめまして。転職エージェントとして日本全国に向けた職業紹介サービスを提供しているJOBDOOR(ジョブドア)です。
こちらのブログでは転職成功への入り口となるような情報を発信しています。
「転職したいけど、なかなか勇気が出ない」と思っている方も多いのではないでしょうか。今回は、なぜ勇気が出ないのか、どうやったら自信をもって転職に踏み切れるかをご紹介します。ぜひ、参考にしてください。
転職したいと考える人は多い
転職サービス「doda」が2021年にビジネスパーソン16,000人に行った調査から、以下の2つの結果が出ています。
・転職に対してポジティブなイメージを持っている人は約6割
・職種別に転職回数を聞くと、どの職種でも0~1回が半数以上
転職したいと考えている人は多いものの、実際に転職している人は多くないということがわかります。
筆者も、転職を検討したものの踏み切れなかった経験があります。
踏み切れなかった最も大きな要因は、「転職する勇気がなかった」ことです。転職を検討しつつ実際には転職しない人の多くも、同じような気持ちなのではないでしょうか。
なぜ、転職するのに勇気が出ないのか
現状からの変化が怖い
転職を検討している人の多くは、現在勤務している職場に何らかの不満を感じているかと思います。
しかし、構築してきた人間関係や積み上げてきた給料、役職が失われる恐怖も少なからず感じているのではないでしょうか。
会社への不満とこれまでの積み重ねを天秤にかけた時に、現状が変化する怖さから「このくらいなら我慢できる」と不満を飲み込んで働き続ける人が多くいます。
JOBDOORに相談してくださる方の中にも、そのような気持ちを抱えた方がいらっしゃいます。
すぐに転職を考えていない方でも、気持ちを吐き出すつもりで気軽に相談してくださいね。
自分のスキル、経験が他の会社で使えるか分からない
転職といえば、書類審査に際する履歴書の作成や面接など、すこし気が重くなるような活動が付き物。
転職活動は、これまでの経歴やスキル、励んできた業務に対し客観的な評価をされる場です。
書類審査や面接の採否は個人の性格の否定ではありませんが、いざ挑戦して結果が奮わないと「自分のスキルや経験は他の会社では通用しないのではないか」と自信をなくしてしまうこともあるでしょう。
転職活動のイメージができない
そもそも、転職活動では何をしなければならないかイメージができない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大まかに以下の流れで捉えておくと良いでしょう。
1.転職先の情報収集・自己分析をする
2.企業に応募し、応募書類を作成する
3.面接対策をし、面接に臨む
4.内定が出たら、退職の申し出や引き継ぎを行う
流れにするとシンプルですが、仕事をしながら情報収集や書類作成、面接対策を行うのはとても大変です。
また、内定が出た後も「どうやって退職することを、誰にどうやって伝えたら良いか」と悩むこともあるでしょう。
退職の申し出のポイントと退職に向けた手続きの流れは円満退職を叶えるために!必要となる5つのポイントを解説で詳しくまとめています。
転職活動のイメージができるようになれば、これから何をすべきかが分かり、少しずつでも行動することができるようになるはずです。
面接
「書類審査は通っても面接が苦手で…」といった声をいただくことがあります。
初対面の人と話すのは誰しも緊張するもの。それが評価を受ける場であれば尚更です。
「人と話すのが苦手だ」という思いがある方こそ、面接はしっかりと準備をして臨むようにしましょう。
特に、自己分析をしっかりと行い、自身の長所・短所を理解することが大切です。
面接でよく質問される長所・短所について答えるコツは転職面接で長所短所を聞かれたら|長所短所をしっかり伝えるためのポイントにまとめています。
実際に働く会社の雰囲気が分からない
「転職したいけど、転職先にどんな人たちがいて、どんな仕事をするのか分からず不安だ」という声をいただくことも多いです。
社内を見学させてもらえる場合は見学させてもらい、そうした不安を解消すると良いでしょう。
見学に行くことで、在職中の社員の方々の雰囲気や年齢層、仕事の様子や雰囲気などを知ることができます。
見学が難しい場合は、面接の際に質問することで、不安を和らげられるでしょう。
転職する勇気が出ない様々な理由を挙げてきましたが、共通するのは「不安」や「自信のなさ」を抱えていることです。
どうすれば、自信を持って転職活動をすることができるのでしょうか。
自信をもって転職活動を行うための方法
担当のアドバイザーに相談する
転職を決意し転職支援サービスに登録すると、担当のアドバイザーがついてくれます。
希望する仕事や年収など、転職に関するあらゆる相談に乗ってくれます。
JOBDOORでは、国家資格を有したキャリアコンサルタントが無料で転職に関する相談を受けています。
「無理に仕事を提案されるのではないか」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、無理な提案やヒアリングは行いません。
相談してくださった方から「コンサルタントと話す中で、自身の強み・弱みを発見することができた」、「転職すべきか悩んでいたが、気持ちを整理することができた」という声をいただいています。
仕事や年収だけでなく、自己分析や転職時期など、あなたが相談したいと思うことを気軽に話してみてください。
実際の求人を見てみる
それでも転職するかどうか悩んだ時は、実際に募集している求人を見てみると良いでしょう。
現在の勤務先と業務内容が同じで給与が高い求人や、福利厚生が充実している求人など、求人にも様々な特徴があるかと思います。
ハローワークや求人サイトで実際の求人を見て、条件面から自身の希望を洗い出すことからはじめるのも手です。
気になった求人があれば、会社を調べてみましょう。
その会社が説明会を開催している場合は参加するといいでしょう。ホームページだけでは分からない会社の雰囲気を知ることができる貴重な機会です。
副業を始めてみる
やりたいことや志望する業界が明確で、それに向けて勉強する意欲のある方は、副業を始めるのもおすすめです。
個人で仕事を受けることで、自分のスキルが志望する業界でどのくらい通用するかを体験することができます。
これから勉強すべきことがわかったり、スキルの熟練度によっては自信をもって転職に踏み切るきっかけとなるでしょう。
勇気をもって転職活動を進めた人の体験談
Aさん(20代:男性)
コロナ禍で、会社全体の売り上げが低下し自分の仕事量も減ってしまいました。
どんな仕事に需要があり、安定している状態なのかが知りたいと考え、JOBDOORに相談しました。
実際に調べてもらったところ、自社と他社の違いを比較することができ、他社へ転職したいという意欲が高まりました。
しかし、これまで転職の経験がないうえにコロナ禍であることから、転職が成功するかとても不安でした。
そんな不安も打ち明けてみたところ、第二新卒に市場価値があることを教えてもらい、転職する勇気を持つことができました。
今は無事安定した会社で仕事をすることができており、相談して良かったと思っています。
Bさん(30代:男性)
元々は派遣として製造業で勤務していました。
その後転職をし、未経験から経理の仕事を3年続けていましたが、なかなか給与が上がらず転職を考えるようになりました。
JOBDOORに相談し、自分に合った企業を探してもらったところ、北陸でも有名な企業がこれまでの経験を高く評価してくれている、と教えてもらいました。
自分の経歴に自信がなかったのですが、面接を受けてみることにしました。
結果として、課長候補として採用され、経験に応じた給与もいただけることになりました。
担当の方に聞いたところ、一般公募していない求人を、わたしにピッタリと考えてご紹介いただいていたそうです。
JOBDOORに相談したおかげで、非公開求人に出会うことができ、仕事で充実感を感じられるようになりました。本当に感謝しています。
まとめ
いかがでしたか?転職する勇気が出ないのは、恐怖や不安、自信のなさが原因であることが多いです。それらを解消する行動をとっていくことで、自信がついて転職に踏み切ることができるでしょう。
JOBDOOR(ジョブドア)では、「ひとりで悩まない転職」をモットーにあなたの転職活動と未来を全力でアシストします。的確なアドバイスときめの細かいサポートであなたと企業様を繋ぎます。ぜひ、お気軽にご相談ください。