今回は、面接での長所短所の伝え方についてご紹介します。転職の面接で聞かれることも多い長所と短所。「なんて答えたらいいのだろう」と悩む方も多いのではないでしょうか？そこで自分の長所と短所を好印象にしっかり伝えるためのポイントを解説していきます。
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はじめまして。転職エージェントとして日本全国に向けた職業紹介サービスを提供しているJOBDOOR（ジョブドア）です。 こちらのブログでは転職成功への入り口となるような情報を発信しています。
履歴書に記入するだけでなく面接でも聞かれることが多いのが「長所と短所」。自分の強みと弱みをしっかりと分析し、まとめておくことは転職活動においても大切です。今回は、そんな自分の長所と短所を、面接の短い時間で効果的にアピールするためのポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
面接官が長所短所を質問する理由
最初に、なぜ面接官が長所短所を求職者に質問をするのかという理由から見ていきます。
自分を客観視できているか
理由としては、まず「自分を客観視できているか」を確かめることが挙げられます。長所や短所は自分を客観視できていないと話せない内容です。単なる自慢話ではなく、求職者にどんな特性があるのかという事実を聞きたいので、客観的にまとめることや客観的に自分を分析できる姿勢が重視されます。よって、自己分析を客観的におこない、自分の強みと弱みをしっかりと把握しておくことはビジネスパーソンとして成長するための基礎となります。
社風や人材要件とマッチしているか
採用担当者は、会社の雰囲気、協調性、仕事への意欲、会社の理念を理解しているかなどをさまざまな質問を通して判断しています。長所短所を聞くことで求職者の特性を掴み、「会社にマッチするか」「求めている人材像に当てはまるか」を見極めます。また、長所を語るときに「自信過剰になっていないか」、短所を語るときに「隠すような姿は見せていないか」など、話し方からも人となりが伝わりますので、素直で誠実な対応を心がけると好印象を与えられます。
長所を答えるときのコツ
前職のエピソードから長所を伝える
長所を答えるときのコツとしては、「前職のエピソードを盛り込む」ことが大切です。実際にあったエピソードを交えて話すことによって、具体的なイメージを採用担当者に持ってもらうことができます。その際には、「自分の長所であるコミュニケーション能力をいかして部署間の連携を図り、業務の効率化を図ることができました」など、自分が持つ長所によってどのような成果が出てきたかという結果を伝えることがポイントです。
応募企業が求める人物像に関連づける
もうひとつが、「企業が求める人物像に関連付ける」ことです。自分の長所がどのように仕事に生かせるのかだけでなく、その長所を生かして入社後にどんな風に活躍できるのかという姿が見えるように話すことが大切です。
短所を答えるときのコツ
素直に短所を伝える
次に短所の伝え方ですが、とにかく「素直に伝えること」が大切です。素直に短所を伝えたうえで、それに対してどう対処してきたかを添えることが必須です。すぐに解決できない短所に関しては、それとどう向き合っていくかを話せるようにしておくのがベター。
短所はありませんと嘘を言ってしまうのはNGです。「時間を守れない」「人と目を見て話せない」など仕事上で致命的となるようなマイナスな短所は、面接の際にあえて言う必要はありませんが、長く仕事を続けていくためにも社会人として克服する努力は続けましょう。
短所はポジティブにも捉えられる内容を選ぶ
短所でもポジティブに捉えられる内容を選んで話すことで印象は大きく変わります。例えば、「せっかち」という短所も「迅速に行動できる」という意味に捉えられますし、「怖がり」という点も、「慎重にことを進めることができる」という風にポジティブに転じさせることができます。決してネガティブに話を終わらせず、どのように活かせるか、良くないところはどのように克服するかを伝えることが大切です。
長所・短所をうまく伝えることができた転職者の例
コミュニケーション力が長所と考えるAさんの回答例
私の長所は、コミュニケーション力が高い点です。前職では、お客さまに対して、専門的な内容を噛み砕いて説明するように努めてきました。最新技術を活用した業務改善プロジェクトについて、お客さまにプレゼンさせていただいた際にも、「今までで一番わかりやすかった」との感想を頂戴しとても励みになりました。
心配性であることが短所と考えるBさんの回答例
私の短所は心配性なところです。事前に入念な準備をしないと不安で仕方がありません。仕事においても、万全の状態で進めたいという気持ちが強いので、提出する資料にミスがないか何度も校正を行うようにしています。確認作業は多少時間を有しますが、結果、二度手間を防ぐことができ、業務の効率化を進めることができました。今後は正確かつ効率的に確認ができるように確認の仕方を工夫していこうと考えています。
まとめ
いかがでしたか？面接で聞かれた際には、あらかじめ自分の長所と短所をしっかりと分析し素直に伝えることが大切であることがわかりました。短所もプラスに転じた言葉や言い回しを選ぶことや改善策を提示することで好印象を与えることができます。JOBDOORでも面接のアドバイスをしていますので一度、相談してみてください。
JOBDOOR（ジョブドア）では、「ひとりで悩まない転職」をモットーにあなたの転職活動と未来を全力でアシストします。的確なアドバイスときめの細かいサポートであなたと企業様を繋ぎます。ぜひ、お気軽にご相談ください。
