「転職したいけど、今転職して後悔しないだろうか」「より良い働き方ってできるの?」と悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
今回は、満足の行く転職を成功させた実際の事例をご紹介します。また、転職に成功する人の共通点、考え直すべき人の共通点もご紹介しますので、自分を振り返りながら考えてみてくださいね。
[ 目次 ]
- 1.転職によってよりよい働き方は得られる?
- 2.転職経験者に聞いた|実際の労働環境の変化
- 2-1.年収
- 2-2.労働時間や休日
- 2-3.人間関係
- 2-4.仕事内容の難易度・やりがい
- 3.転職して成功をつかめる人の特徴
- 3-1.自分のスキルや実績を言語化でき、自身の市場価値を理解している
- 3-2.転職する目的がはっきりしている
- 3-3.責任感がある
- 3-4.現実的な希望年収を設定できる
- 4.転職しないほうがいい人の特徴
- 4-1.年収など待遇だけを重要視している
- 4-2.新卒と同じ感覚で企業選びをしている
- 4-3.辞めたいという勢いだけで転職しようとする
- 4-4.今の会社にやりがいを感じている人
- 4-5.入社1年目で転職しようとする
- 5.転職したほうがいいか悩んでいるあなたへ
はじめまして。転職エージェントとして日本全国に向けた職業紹介サービスを提供しているJOBDOOR(ジョブドア)です。
こちらのブログでは転職成功への入り口となるような情報を発信しています。
転職によってよりよい働き方は得られる?
すべての転職希望者が、とは言えませんが、多くの方が転職によってより良い働き方を得ることは可能です。
実際に転職をして良い変化があった、という方の事例をご紹介します。
転職経験者に聞いた|実際の労働環境の変化
年収
それまで、年収250万円で総務事務・経理として働いていたAさん。勤続年数も長く、その会社での事務・経理仕事はひととおり対応できるものの、年収が上がらないことに悩んで転職を決意されました。
JOBDOORに相談に来られ、企業の方にご紹介したところ、年収400万円で総務事務・経理として採用したいと声をかけていただくことができました。
また別の事例では、年収500万円で、大企業の管理職として勤務されていた方が、年収800万円で中小企業の部長として勤務される事例もありました。
転職によって自身の市場価値に合わせた年収を得られ、職種や業種を変えなくても年収アップをすることができた事例です。
労働時間や休日
営業職として勤務していたBさん。毎日22時ごろまで仕事をしており、休日も電話対応や呼び出しなど、なかなか自分の時間を取れないことに悩んでおられました。転職を決意した後は、同じく営業職で採用され、年収を下げずに定時で帰れるようになった、と話しておられました。
更に、年間休日が増えたことで長期休暇が取れるようになったそうです。
また別の事例では、好きな仕事を続けられたうえ、家庭の時間を持つことができた、という例も存在します。
それまではシフト制で化粧品の接客販売をしていたCさん。しかし、残業が多く、なかなか家庭の時間をとることができていませんでした。メイクやコスメは好きなので、化粧品に関わる仕事を探しておられました。その後、化粧品のルート営業の仕事を見つけ、転職に成功。ワークライフバランスの満足度が高い転職の成功事例といえるでしょう。
人間関係
転職を検討する理由で最も多いのが、人間関係に関する悩みです。一般事務として勤務していたDさんは、わからないことがあっても先輩に質問しにくい職場の雰囲気に悩んでいらっしゃいました。
事務職で募集をかけていた別の会社に見学に行ったところ、見学の時点で分からないことは何でも質問でき、教育制度が整っている会社を見つけることができました。
採用後もしっかりとした研修やサポートを受けることができ、転職をしてよかった!と話しておられました。
仕事内容の難易度・やりがい
その会社で身につけることがなくなった、ルーティン化して新たな知識を学べなくなった、という理由で転職を検討される方もいらっしゃいます。
1日のうち大半の時間を仕事に使うのであれば、やりがいのある仕事をしたい、という考えのEさん。
それまでは工場の旋盤加工など、知識と技術が必要な仕事をしていました。職種は変えず、資格取得を積極的に支援している会社に転職し、それまでの経験を活かしてより高度な仕事に励むことができているそうです。
このように、様々な理由で転職を検討し、そして転職後の仕事に満足しているケースが多く存在します。
実は、転職を成功させられる方には共通点があります。
転職して成功をつかめる人の特徴
自分のスキルや実績を言語化でき、自身の市場価値を理解している
転職を成功させられる方は、自分の経験やスキルを客観的に見て、自分の言葉で話せる方が多いです。
自身の市場価値を正確に理解できているからこそ、次の目標ややりたいことを明確にすることができます。
例えば、簿記1級や看護師免許など、簡単に取得できない資格であるほど、条件や人間関係の良いところを選びやすい傾向にあります。
転職する目的がはっきりしている
スキルアップがしたい、ワークライフバランスに合わせた転職先を探したいなど、転職する目的がはっきりしている方も、転職後の満足度が高い傾向があります。
企業側も、上昇志向のある方や前向きな方を求めているため、転職後のミスマッチも少ない印象です。
責任感がある
自分の行動に責任を持っていて、PDCAサイクルをしっかりと回せる方も、転職を成功させています。
特に、管理職などのハイクラス転職になると、能動的に動き仕事を進めていける方、他部署とすすんでコミュニケーションを取れる方が求められます。
現実的な希望年収を設定できる
転職成功者の中には、自身の市場価値と市場を冷静に判断し、自分のスキルではいくらくらいの年収が相場かを理解できている方が多いです。
過剰に自分に自信を持ったり、卑下したりせず、客観的に判断することが大切です。
転職しないほうがいい人の特徴
年収など待遇だけを重要視している
年収や福利厚生などの待遇面を重視しての転職は、うまくいかないケースが多いです。
例えば、コミュニケーションが苦手であるにも関わらず、月収が高いからと営業職に転職し、採用後に困難を感じていらっしゃる方もいらっしゃいます。
自分の得意・不得意をしっかりと分析し、得意分野を伸ばしたり、それについて勉強したり出来る環境の職場を探しましょう。
新卒と同じ感覚で企業選びをしている
少しでも有名な企業に入りたいがために、未経験職種でチャレンジをしつづける方もいらっしゃいます。
様々な職種を経験したうえで新たなチャレンジを試みるのであれば可能性はあるかもしれませんが、なかなか難しいのが実状です。
最初は経験のある仕事で転職を検討するのが堅実でしょう。
辞めたいという勢いだけで転職しようとする
不満がたまり、勢いだけで転職しようとしている方も多くいらっしゃいます。職場を変えたい理由が先行し、やりたいことや目標が明確でない場合は、一度立ち止まって考えをまとめたほうが良いでしょう。
今の会社にやりがいを感じている人
今の職場や仕事に少しでも好感を持てている方も、転職を考え直すことをおすすめします。
無理や我慢のしすぎはよくありませんが、些細な不満で転職を検討しているケースが多いです。
上司や、会社全体の平均年収を調べたりして、続けていけるかを冷静に判断すると良いでしょう。
入社1年目で転職しようとする
年収や待遇を気にしたり、勢いで辞めてしまうことが多いのですが、経験や実績がないと今後の転職活動も難しくなってしまいます。
採用担当者は、これまでの経験をもとに、あなたが企業で活躍できるかを判断しています。経験がないとどのようなことがどのレベルで出来るのか分からないため、採用が難しくなるケースが多いです。
これらのケースに当てはまった方は、一度立ち止まって、今の会社で資格を取得したり、新たな経験を積めないか考えてみましょう。
自身の市場価値を高めてから転職を検討しても遅くはありません。少しでも満足度の高い転職ができるよう、今の会社で出来ることを着実に積み重ねていきましょう。
転職したほうがいいか悩んでいるあなたへ
「転職を検討しているけど、今でいいのだろうか」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。悩んでいる方は、一度キャリアアドバイザーに相談してみることをおすすめします。
あなたの市場価値や、転職タイミング、やりたいことを整理するなど、転職に関するあらゆる相談にのってくれます。
JOBDOORにもキャリアアドバイザーは複数在籍しており、いつでもサポートできる体制を整えていますので、お気軽にご相談くださいね。