「いくら求人を見ても、なかなか良いと思えるものがない」「理想の仕事に出会えない」と感じている方は、もしかすると求人の探し方に原因があるかもしれません。
この記事では、多くの人がやってしまいがちなNGな求人の探し方とその理由、そして理想の仕事に出会うための具体的な探し方をご紹介します。
[ 目次 ]
はじめまして。転職エージェントとして日本全国に向けた職業紹介サービスを提供しているJOBDOOR(ジョブドア)です。 こちらのブログでは転職成功への入り口となるような情報を発信しています。
求人を探す際のNG行動とその理由
求人探しでつまずく原因は、多くの場合、無意識のうちにやってしまっている以下の3つのNG行動にあります。
1.最初に希望条件で絞り込み過ぎる
職種や業種、年収や勤務地などの希望条件で絞り込んでから、「これはアリかも」「これはナシ」と判断していく方が多いです。
例えば、「年収を上げたい」と思って求人を探していたのに、求人を見て「残業が多そう」という別の要素が気になり、無意識のうちに希望条件の優先度を下げてしまい、自分に合うものも候補から外している可能性があります。
転職に際して、希望条件がいくつもあること自体は、欲張りでも何でもなく自然なことです。しかし、その条件を絶対的なものとして固定しすぎると、かえって選択肢を狭めてしまうことになります。
2.求人情報だけを鵜呑みにする
求人だけ見て応募するのは危険です。
求人情報には、企業が伝えたい魅力的な情報が厳選されて記載されていますが、それだけで企業のすべてを知ることはできません。
応募する前には、ホームページや、会社の口コミサイトをチェックするなど、多角的に情報を集めることが重要です。企業理念や実際の働き方など、求人票にはない情報を得ることで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
3.とりあえず気になったものを手当たり次第に応募する
「打率を上げるために」と、とりあえず気になったものを手当たり次第に応募するのは、良い結果につながりにくいNG行動です。
その結果、何社応募しているのか、どこに応募しているのか自分自身でも把握できない状態になり、各企業への志望動機や面接対策が薄くなりがちです。また、企業側にも熱意が伝わりにくく、「とりあえず応募してきた」と見なされる可能性があります。
希望条件ごとにポイントを付けることで解決
理想の求人に出会うための探し方として、「希望条件の数値化」をおすすめします。
すべての希望条件がかなう求人に出会うことは、残念ながらまれです。だからこそ、求人の評価を数値化して客観的に見比べる必要があります。
まず、転職を考えている理由や、転職にあたって重視している条件を3~5つくらい挙げます。
参考:具体的な条件設定についてはこちらの記事も参考にしてください
⚫︎仕事内容
興味の度合い、スキルアップの可能性、キャリアへのつながりなどを評価
⚫︎給与
年収(賞与)、月収など具体的な金額だけでなく、評価制度(昇給)の透明性も加味して評価
⚫︎残業時間
自分に合ったもの(少ないほうがいいのか、残業代を稼ぎたいのか)を基準に評価
⚫︎休日
年間休日、週休◯日、土日祝休みなど。年間休日※の割合も考慮して評価
※参考:全国企業の年間休日・平均値
⚫︎通勤時間
希望の時間による(例:希望との差が15分以内なら5点など)を基準に評価
⚫︎福利厚生
人気な福利厚生(例:住宅手当、資格取得支援など)の充実度を評価
⚫︎昇進/昇給
昇進/昇給頻度(四半期、半期、1年)や、キャリアパスが明確で、求人の中に記載があるか(例:入社◯年で主任 年収◯円 等の明確な目安がわかる)を評価
最終的な判断は、総合点で決めても良いですし、一番譲れないところで決めても良いでしょう。
例)一番譲れないところで決めても良い↑
例)総合点で決めても良い↑
一つずつを単独で見るよりも、このように数値化して見比べることで、譲れない点や妥協できる点が明確に見えるようになり、「いい求人がない」という悩みが解消に向かいます。
プロに相談するのも一つの手
「いい求人がない」と悩む背景には、そもそも自分が本当に望む仕事が明確になっていない、あるいは求人情報の読み込みに時間がかかりすぎるという問題が潜んでいることもあります。
このような場合、転職エージェントなどのプロに相談するのも一つの手です。
特に、転職したいが情報収集や応募書類作成の時間がなかなか取れない方、自分がやりたい仕事が明確になっておらずプロの視点から適性や潜在的な希望を引き出してほしい方、そして自分では見つけられない質の高い非公開求人を紹介してほしい方にとって、転職エージェントは、あなたの転職活動の心強い味方となってくれます。
キャリアのプロである転職エージェントなら、あなたの希望やこれまでの経験を客観的に整理し、最適な求人を紹介してくれます。
まとめ
「いい求人がない」と感じるのは、多くの場合、NGな探し方によって選択肢を無意識に狭めてしまっているか、判断基準が曖昧になっているか、そもそも見つけ方を知らないことが原因です。
- 1.希望条件で最初から絞り込み過ぎない
- 2.求人情報だけでなく多角的に企業をリサーチする
- 3.希望条件に点数を付け、求人を客観的に数値化して評価する
これらの方法を実践することで、理想の仕事に出会える可能性は格段に上がります。
あなたが「これらの作業に割く時間がない」「自分一人で条件の整理や求人の絞り込みが難しい」と感じた場合は、JOBDOOR(ジョブドア)にご相談ください。
あなたの強みや希望を客観的に整理し、公開・非公開求人を含めた最適な求人をご紹介します。さらに、企業との条件交渉や、履歴書・職務経歴書の作成サポートまで、転職成功までを徹底的にご支援いたします。
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