今回は、転職先を探す方法についてご紹介します。転職をする際に、どうやって新しい仕事を探せばいいのか迷われる方も多いと思います。そこで、転職先を探す方法からはじめての転職を成功させるポイントまでを紹介します。
[ 目次 ]
- 1.転職先を探すにあたって
- 1-1.希望条件に優先順位をつける
- 1-2.今までのキャリアを整理する
- 1-3.自分の市場価値を調べる
- 2.転職先の探し方
- 2-1.ハローワーク(公共職業安定所)
- 2-2.求人媒体
- 2-3.人脈をたどる
- 2-4.転職エージェント
- 3.転職エージェントを使うメリット
- 3-1.転職までのフローをサポートしてくれる
- 3-2.フラットな目線での相談相手になってくれる
- 3-3.企業の様子まで教えてくれる
- 3-4.転職エージェントにしかない、非公開求人を持っている
- 3-5.自分の情報を基に企業にアプローチしてくれる
- 3-6.自分の代わりに条件を交渉してくれる
- 4.JOBDOORで実現した転職成功例
- 4-1.Aさんの場合(50代・男性・営業職)
- 4-2.Bさんの場合(20代・男性・製造業)
- 5.まとめ
はじめまして。転職エージェントとして日本全国に向けた職業紹介サービスを提供しているJOBDOOR(ジョブドア)です。 こちらのブログでは転職成功への入り口となるような情報を発信しています。
はじめて転職される方にとってはわからないことも多いと思います。そのひとつが転職先を探す方法です。実際に、職探しの方法にはいくつか選択肢が存在します。それぞれのメリットやデメリットなどを解説していきますのでぜひ、参考にしてください。
転職先を探すにあたって
まず、転職先を探すにあたり、自分のなかで整理しておくことややっておいた方がよいことがいくつかあります。
希望条件に優先順位をつける
最初に、自分が希望する「条件」に優先順位をつけましょう。
・職種
・勤務時間
・勤務地
・休日
・給与
・福利厚生
・会社の規模・業績
など、さまざまな条件がありますが、自分として何に一番重きを置いているかを整理しておくことで、どのような企業がよいのかという糸口につながります。
今までのキャリアを整理する
次に、今までのキャリアを整理しましょう。しかし、自分が仕事で培ってきた技術や経験に対する価値を自分ではなかなか気づけないことも多いもの。できるだけ、それらを客観的にみて考えることが大切です。そのためにも、一度、今までやった自分の仕事を紙に書き出してみることをおすすめします。
・得意だった仕事
・感謝をされた仕事
・誰かに褒められた仕事
などを書き出して、自分の得意なことや伸びている作業領域を明確にしましょう。
自分の市場価値を調べる
最後に、自分の市場価値を知ることです。自分が持っている資格、経験の仕事がどのくらいの価値(=年収)なのかを調べておくことをおすすめします。ネットの求人広告を見るとかなり幅が広くなってしまいますが、転職エージェントやハローワークで自分の職種がどれくらいの価値があるのか把握しておくとより転職活動がスムーズに進められます。
転職先の探し方
では、転職先の探し方をみていきましょう。転職先の探し方もいくつかあります。転職活動にかける時間がなかなか取れないなどの理由で、どれか一つに絞って探す方もいらっしゃいますが、それらを並行して利用している求職者も多いです。
ハローワーク(公共職業安定所)
まず、誰でも知っているハローワーク(公共職業安定所)で探す方法です。ハローワークは、民間の職業紹介事業などでは就職へ結びつけることが難しい就職困難者を中心に支援する国(厚生労働省)の機関です。最後のセーフティネットとしての役割を担っており、地域の総合的雇用サービス機関として、職業紹介、雇用保険、雇用対策などの業務をおこなっています。国の機関なので安心して誰でも気軽に利用でき、求人検索もネットでできるのがメリットです。ハローワークに届く求人の紹介をしてくれますが、その企業がどんな風土なのかなど細かいところまでは把握できていないことも多いので面接に行って自分で確かめる必要があります。
求人媒体
次に、各種求人媒体です。紙媒体やネット媒体、検索エンジンなどがあり有名な媒体としてはindeedやリクナビ、マイナビ、DODAなどが挙げられます。全国の求人情報が数多く網羅しており、企業に直接連絡をとることができます。選択肢が多いのがメリットですが、多すぎてかえって選びにくいというデメリットも。また、求人掲載には期限があり、常にチェックしていないと自分が希望するような企業の求人に出会う確率が下がるのが難点です。
人脈をたどる
人脈をたどるのも職探しの際には有効です。最近では「リファラル採用とも呼ばれ、社内外の信頼できる人脈による採用手法のことです。リファラル(referral)は「紹介、推薦」という意味を持っており、企業をよく理解したスタッフの紹介なので、企業とのマッチング率はもちろん定着率が高いのが特長です。企業側にとっても、転職エージェントや求人広告に比べて採用コストも抑えることができるので注目されています。実際に働いている人の生の声をダイレクトに聞けるので、企業風土がリアルにわかるほか、求人媒体に掲載されていない企業にも出会えるのがメリットです。しかし、人脈がなければ厳しいですし、もし万が一、入社して合わなかった場合に辞めづらいという点がデメリットです。
転職エージェント
最後に、近年スタンダードになりつつある転職エージェントです。転職エージェントとは、求職者のためのアドバイザー的な存在で第三者の立場から希望に合った最適な求人を紹介する人材紹介サービスのこと。担当者が転職にまつわるさまざまな相談に乗ってくれるほか、求職者は無料で利用できるのがメリットです。仕事の紹介からマッチング、面接、就業後のフォローまでを一手におこなってもらえるので仕事をしながらの転職活動や初めて転職をする方にとっても強い味方になってくれます。しかし、自分のペースで転職活動を進めづらいと感じる人や、担当者との相性によってはサービスの質が変わってしまうといったデメリットがあります。親身になって寄り添ってくれる転職エージェントとの出会いも大切です。
転職エージェントを使うメリット
では、先述した転職エージェントを使うメリットをもう少し詳しく掘り下げていきましょう。
転職までのフローをサポートしてくれる
転職エージェントのメリットとしてまず挙げられるのが、転職までのフローをサポートしてくれる点です。自分の希望に合った仕事の紹介はもちろん、内定をもらいやすい履歴書や職務経歴書の書き方やポイントを一緒に考えてくれるほか、書類の添削や模擬面接の実施などもおこなってくれます。面接の同席も可能で、入社後の不安や不満の相談もおこなってくれます。
フラットな目線での相談相手になってくれる
次に、第三者の立場で相談に乗ってくれるという点です。「自分が何をしたいか分からない」「何が向いているのか分からない」といった際にも適切なアドバイスをくれますし、客観的な意見が必要な際にもフラットかつプロの目線から的確なアドバイスがもらえます。転職の成功事例も多くもっているので、事例に照らし合わせたアドバイスをもらえるのもメリットです。
企業の様子まで教えてくれる
そして、転職エージェントでは、入社してからじゃないとわからないような企業の人間関係や、職場の雰囲気をヒアリングしているケースが多いので、仕事を選ぶ際の参考にすることができます。実際に、転職エージェントが工場見学や先輩社員インタビューをしているケースもあるのでリアルな現場の情報を持っているケースが多いです。企業の採用担当者とも密にコミュニケーションをとっているからこそ見える部分を教えてくれます。
転職エージェントにしかない、非公開求人を持っている
また、優秀な人材を求めているがゆえに、求人媒体には掲載していない案件をエージェントは持っています。隠れた優良企業の求人情報や会社の重役を任せたいなど一般公募には出せない求人を持っているのも特長です。知名度は低いが、「働きやすくて人気がある」「定着度が高い職場」などハローワークや求人媒体にものらないような案件や企業も数多く把握しています。
自分の情報を基に企業にアプローチしてくれる
また、ときには求人を待つのではなく自分の情報を基に企業にアプローチしてもらえることも転職エージェントのメリットのひとつです。自分が入りたいと思う企業へのアプローチはもちろん、たくさんの企業との関係性があるので、入社したい企業の類似求人を探してもらうことができます。そのときにピンポイントで求人なかったとしても、求人が出たタイミングで連絡をもらうこともできます。
自分の代わりに条件を交渉してくれる
企業と求職者の間に立ってさまざまな交渉をしてくれるのも転職エージェントならでは。給与をはじめあらゆる条件を入社前に交渉してくれるので、自分から企業側に言いづらいことや聞きづらいことも代わりに伝えて聞いてもらえるので安心です。
JOBDOORで実現した転職成功例
Aさんの場合(50代・男性・営業職)
年齢的なこともあり、書類選考で5社以上落ちていたAさん。何としても転職を成功させたいという想いから、JOBDOORに相談にいらっしゃいました。JOBDOORが抱えているたくさんの案件のなかから、Aさんが希望する「職種、勤務時間、年収」の条件を守りながら50代でも働ける仕事が複数見つかり、紹介させていただきました。案件数の多さにAさんも「自分ひとりでは見つけられなかった」と驚かれていました。現在は、これまでの経験を存分に生かし新しい職場で活躍されており、その実力が認められ年収も当初の希望額よりも上がりました。
Bさんの場合(20代・男性・製造業)
はじめての転職だったBさん。製造であればどんな仕事でもOKでしたが、いざ職探しとなると自分の長所やどんな仕事がいいかよくわからないということで、JOBDOORに相談にいらっしゃいました。フラットな目線でアドバイスをさせていただき、Bさんの、素直さ、真面目さ、元気のよさなどの長所や、細かい仕事より、体力を使う仕事のほうが得意であるという適性を踏まえて、いくつかお仕事を紹介させていただきました。模擬面接などではじめての転職の不安を取りのぞきながら転職活動をおこない、その結果、年収が前職よりも20%アップする製造業の仕事に就くことができました。
まとめ
いかがでしたか?転職活動の方法はいくつかあり、それぞれにメリットとデメリットがあることがわかりました。なかでも、転職エージェントはメリットが多くはじめて転職する人や転職がうまくいかず悩んでいる人にとっても強い味方になってくれます。まずは、相談してみることから始めてみてはいかがでしょうか?
JOBDOOR(ジョブドア)では、「ひとりで悩まない転職」をモットーにあなたの転職活動と未来を全力でアシストします。的確なアドバイスときめの細かいサポートであなたと企業様を繋ぎます。ぜひ、お気軽にご相談ください。