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悩まなくても大丈夫!|仕事のやる気が出ないときの原因と対処法

今回は、仕事のやる気がでないときの原因と対処法についてです。どうしてやる気がでないのか、どのようにすればやる気を取り戻せるかを解説します。仕事へのモチベーションがなかなか保てない方は、参考にしてみてください。

はじめまして。転職エージェントとして日本全国に向けた職業紹介サービスを提供しているJOBDOOR(ジョブドア)です。 
こちらのブログでは転職成功への入り口となるような情報を発信しています。

仕事のやる気がでない、昔はやる気があったのになくなってしまった、とお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回は、やる気が出ないときの原因と対処法をご紹介します。

 

やる気が出ないと悩む人は多い

※引用:Biz Hits【20代が仕事のやる気が出ない理由と対処法】男女500人アンケート調査

20代の働く男女500人に対し行われた「仕事のやる気がでないときはある?」というアンケート調査によると、9割が「ある」と回答しています。
「やる気がでないことで周囲の方に迷惑をかけている気がする」と思い悩んでいませんか?「やる気がでない」と悩んでいるのは決してあなただけではありません。

 

仕事にやる気が出ないのはどんな時?

大きく分けると、以下の6つの状況に分けられます。

・正当な評価がされない
・精神的な疲れがある
・身体的な疲れがある
・人間関係に悩みがある
・仕事自体にやりがいを感じられない
・プライベートで大きな悩みを抱えている

それぞれ、どのような状況かを詳しく説明します。

 

正当な評価がされない

自分が取り組んだ仕事に対して昇給や昇進などの評価を得られない場合や、自己評価と会社からの評価に差があると感じる場合、やる気が低下してしまうことがあります。

 

特に自分の頑張りに対して見合った給与をもらえていない場合、本当に欲しい物を買えない、食費を節約しなくてはならないなど、小さな苦労や我慢を強いられることになってしまいます。

苦労や我慢の原因を考えた時に、会社に対して不満やマイナスの感情を積み重ねることになりかねません。
こうした状況が続くと、やる気がでない悪循環に陥ってしまうでしょう。

 

精神的な疲れがある

自分の能力以上の業務を任せられることで、過度なプレッシャーを感じてしまう場合があります。
例えば、入社したばかりで「会社に慣れてほしい」「伸びしろがあるので育てたい」と思われて、能力を超えた仕事を任されてしまったといったような状況が挙げられるでしょう。
また、性格的に頼まれたら断れない場合、能力を超えた仕事であるとわかりながら引き受けてしまう場合もあります。

 

プレッシャーを感じながら仕事をすると、自身の仕事のパフォーマンスが低下してしまいます。こうした状況では精神的な疲れが溜まってしまい、やる気がでにくくなってしまうのです。

 

身体的な疲れがある

長時間労働はもちろん、早朝出勤・夜勤などの不規則な働き方をすることで、身体的な疲れが蓄積してしまいます。

こうした状態に加え、身体に無理をさせる仕事では、より疲れがたまってしまいますし、季節による環境の変化に弱い方は体調を崩してしまうこともあるでしょう。

蓄積した身体的な疲れも、やる気低下の一因と言えます。

 

人間関係に悩みがある

働いている方々とのコミュニケーションがうまくとれないことに悩んで、やる気が低下してしまうことがあります。

 

例えば、上司が仕事を教えてくれない、改善点を指示してくれないといった内容や部下が指示通りの仕事をしてくれない、自分が熱心に指導してもやる気をもってくれない等の悩みをよくお聞きします。

このような不安や不満は、自身の努力のみでは変えにくい部分なので、やる気の低下に繋がりやすいです。

 

仕事自体にやりがいが持てない

スキルを身につけられている実感が湧かないときや、自分の強みが活かせていないと感じるときは、自分がなんのために働いているのかわからなくなってしまい、仕事へのやりがいを感じにくくなってしまいます。

 

例えば、入社時は様々な仕事に挑戦でき、その一環で資格取得も出来ると言われていたにも関わらず、実態はルーティンワークだけだった場合、やりがいを感じにくいでしょう。

やりがいが感じられないと、やりたくてやっていることなのか、やらされていることなのか曖昧になってしまいがちです。その結果、やる気が低下してしまいます。

 

プライベートで大きな悩みを抱えている

仕事と直接的な関係はないものの、プライベートで大きな悩みを抱えていると、仕事が手につかなくなってしまうものです。
そのような状態で仕事をすると、普段よりも集中が続かず、ミスを繰り返してしまうことがあります。
自身にとって深刻な悩みであればあるほど、他者に相談しにくいものです。

そうして心身と仕事のバランスが取れない悪循環に陥ると、やる気が出にくい状態になってしまいます。

 

これらのような状況にある場合、どのように対処すれば、やる気を取り戻すことが出来るのでしょうか。

 

仕事にやる気を取り戻すための対処法

仕事のやる気を取り戻すためには、以下の方法がおすすめです。

・しっかりと休息をとる
・自分の考え方を振り返る
・目の前のことから着実に実施する
・新たな目標を設定する
・プライベートを充実させる
・異動や転職などをして働く環境自体を変える

それぞれ、詳しく説明します。

 

しっかりと休息を取る

心身の疲れが溜まっている場合、仕事がおわった後や休日にしっかりと休息を取ることが大切です。
睡眠時間は最低でも6時間はとるようにし、自分が心からリラックスできる方法を探しましょう。

 

もし、睡眠時間を確保するのに難しさを感じるという場合は、話せる範囲の事情を会社に話し、まとまった休みを取ることも考えましょう。

 

自分の考え方を振り返る

やる気を失ってしまった根本的な原因を考えてみるのもひとつの手です。疲れが溜まっているのか、悩みがあるのかなどを振り返ってみて、それらを解決できる方法を探してみると良いでしょう。

 

振り返り方がわからない場合は、紙とペンを用意し、その日に体験したことを書き出してみましょう。自分が行った行動と、その理由もあわせて書き出してみます。
自分の行動やその根底の考え方を整理していくことで、やる気を失ってしまった原因を探ることが出来ます。

 

仕事への考え方や取り組み方を変えることで、やる気を取り戻せる場合もあります。以前と同じ、またはそれ以上の成果を出せるやり方を考えてみましょう。

 

目の前のことから着実に対処する

疲れが溜まっていたり、業務量が多かったりする場合、自分がやるべき仕事が整理できていない可能性があります。

 

紙とペンを用意し、自分がやるべき仕事を書き出してみましょう。書き出してみることで、どんな仕事を、どんな流れでいつまでにやるべきか、仕事の整理をすることができます。

 

また、業務管理ツールを使って仕事の管理をするのもおすすめです。AsanaやBacklogといったツールや、SlackやChatworkなどの業務連絡ツールに付帯しているタスク管理機能を使うのも良いでしょう。

 

期限の迫っている仕事や重要な仕事から着実に対処することで、やる気を取り戻せるかもしれません。

 

新たな目標を設定する

仕事に対する目標を設定し直すことも効果的な手段です。
目標が高い場合は、達成に向けたステップを細かく分け、実現可能な目標から取り組むと、やる気も出やすいでしょう。

 

目標を設定する際は「将来のために勉強をする」というような漠然とした目標ではなく、「1年以内に〇〇の資格をとるために、1日3ページ問題集を進める」など、具体的な数値がイメージしやすい目標設定をするようにしましょう。

 

具体的な数値目標を設定することで、自分がどこまで達成できているか把握しやすく、やる気が維持しやすくなります。

 

プライベートを充実させる

家族や友人と過ごしたり、好きなことに時間を使ったりして、仕事から少し離れてリフレッシュすることも大切です。

 

仕事に時間を使い続けると、自分の好きなことをおろそかにしてしまうことがあります。ワークライフバランスを大切に、その時々で仕事にかける時間や気持ちの比重はバランスをとりながら取り組むようにしましょう。

 

例えば、一日の業務量を決めて、それ以上の仕事は翌日に回すことで、自分の時間をつくることが出来るようになります。
そうして作った時間で、旅行の予定を入れたり、読書や映画の時間をとったりして、プライベートを充実させるのがおすすめです。

 

異動や転職などをして働く環境自体を変える

思い切って部署の異動を願い出たり、転職を考えてみたりするのも良いでしょう。長年勤めた職場でなかなか踏ん切りがつかない場合や、現状の自分のスキルで転職できるか不安という方は、専門のアドバイザーに相談してみることをおすすめします。

 

JOBDOORでも、国家資格を有するキャリアコンサルタントが転職の相談を受けています。ご相談いただいた方で、もやもやした気持ちを話すことで、自分の気持ちと状況が整理できたという声をいただきます。
その結果、転職せずに働き続けることを決めた方もおられます。

 

ちょっと話して楽になりたい、という気持ちでも構いません。一度気軽に相談してみてくださいね。

 

まとめ

いかがでしたか?仕事へのやる気が出ないときは、原因を考え、それに対し適切な対処をすることが大切です。自分で背負い込みすぎず、家族や友人、キャリアコンサルタントに相談してみることをおすすめします。

 

JOBDOOR(ジョブドア)では、「ひとりで悩まない転職」をモットーにあなたの転職活動と未来を全力でアシストします。的確なアドバイスときめの細かいサポートであなたと企業様を繋ぎます。ぜひ、お気軽にご相談ください。