この記事では転職エージェント活用における「面接同行」について詳しく説明しています。
転職活動において最も重要といっても過言ではない、面接。その面接を有利に進めることができるのが面接同行です。
この記事では、面接同行のメリットや注意点をご紹介いたします。
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はじめまして。転職エージェントとして日本全国に向けた職業紹介サービスを提供しているJOBDOOR(ジョブドア)です。
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面接は、転職や採用において重要な選考プロセスです。そのため、面接の対策をしっかりと行うことで、採用につながる可能性を高めることができます。
面接を成功させるためには、事前準備を入念に行い、当日は自信を持って臨むことが大切です。しかし、面接の経験が少ない場合や、緊張しやすい性格の場合などは、なかなかうまくいかないこともあります。
そんなときにおすすめなのが「面接同行」です。
面接同行とは、転職エージェントを利用した際、キャリアコンサルタントが面接を受ける会社まで同行し、面接に同席、サポートしてくれるサービスのことです。面接が苦手な求職者にとってはたいへん助かるものと言えます。
以下では、面接同行のメリットや注意点、そして面接同行を利用して採用を獲得した実例をご紹介します。
面接同行のメリット
面接同行を利用することで、企業の印象が悪くなるのではないかと考える方もいるかもしれません。しかし、面接同行を実施することで、印象が悪くなるどころか、むしろ好印象をもってもらえることが多いのです。
面接同行のメリットは以下の通りです。
面接前に持ち物の不備や身だしなみのチェックができる
面接当日、緊張から思ってもない失敗をしてしまう人も多くいるはずです。例えば、履歴書や職務経歴書を忘れてしまったり、シャツにシワがあったり、なんて事態もよくあります。
面接同行を希望しておくことで、担当のキャリアコンサルタントが面接をする会社まで来てくれるため、不慮の事態にもすぐに対応することができます。
多くの場合、キャリアコンサルタントは履歴書、職務経歴書の控えを持っていることが多いので、忘れてしまった場合でも安心です。また、当日身だしなみのチェックをしてもらえるので、見た目によって印象が下がることも防げます。
面接に集中できる環境ができる
担当のキャリアコンサルタントは、面接日まで一緒に転職活動を行ってきた最大のパートナーです。その最大のパートナーは、当日、あなたが面接に集中できるよう、身の回りのことをサポートしてくれます。
例えば、面接会場のどこに車を止めたら良いか、受付場所はどこにあるのか、面接前のノックはどのようにしたらよいか、など、一人では心配になることも事細かに教えてくれるため、面接に集中することができます。
誤解が生じそうなときはフォローをしてくれる
転職活動中、担当のキャリアコンサルタントは、あなたの良さや強みをしっかりとヒアリングしてくれているはずです。
面接中、緊張からうまく返答ができなかったり、伝えたい内容を上手く伝えられなかったりした場合、フォローをしてくれることもあります。
例えば、あなたが顧客対応の経験をアピールしたいときに、キャリアコンサルタントが「Aさんは、以前、○○という難しいクレームに対応して、お客様の満足度を高めたことがありますよね」と補足してくれることで、面接官にあなたの能力が伝わりやすくなります。
面接後のフィードバックがもらえるので次に活かしやすい
面接が終わった後には、面接のフィードバックをもらえることもメリットです。
フィードバックをもらえれば、次の面接の学びにすることができますし、伝え漏れたことに心残りがあれば、後で、キャリアコンサルタントから企業に伝えることもできます。
また、面接官の感想や評価も聞くことができるので、自分の強みや改善点を知ることができます。
給与や休日などの条件交渉がしやすい
面接の場で、給与や働き方のことについて質問されることもあります。しかし、自分から給与を上げてほしいといったようなことは言いづらいという方もいるでしょう。
キャリアコンサルタントから面接官に伝えることで、あなたの希望や条件をスムーズに伝えることができます。もちろん、あなたの了承を得た上でキャリアコンサルタントが交渉してくれるので、安心です。
面接同行の注意点
ここまでは、面接同行のメリットをお伝えしてきました。メリットのみ聞いていると、ぜひ面接同行を利用したいと思われた方もいるかもしれません。
ただし、面接同行を利用するときに注意することもありますので、メリットと合わせて確認してください。
キャリアコンサルタントに頼りすぎない
面接同行をお願いすることで、キャリアコンサルタントから様々なサポートを得られます。しかし、すべてをキャリアコンサルタントに任せてしまうことは避けましょう。
キャリアコンサルタントに頼りっきりで面接を受けた場合、面接官は容易に気づくことができます。フォローしてくれることに頼りすぎず、可能な限り、自分の言葉で話せるようにまとめておくことが大切です。
会社によっては同席できないときもある
会社によってはキャリアコンサルタントが面接会場に同席できない場合もあります。
事前にわかっている場合は、心配なく面接に臨むことができますが、中には、突然伝えられる場合もあるため気をつけましょう。
面接官がキャリアコンサルタントの同席を拒否する理由としては、あなたの素を見て話をしたい、本人の気持ちを知りたい、適性を見たい、今後のキャリアについて話したいなどがあるでしょう。
ただし、面接が終わった後に、伝え漏れや伝え誤ったことがあれば、キャリアコンサルタントに伝えておくことで、面接官に伝えてもらうこともできます。
面接同行を利用して採用を獲得したAさんの事例
派遣社員として、接客事務をしていた20代女性のAさんは、正社員として、事務職への転職を希望されていました。
面接準備中から、ハキハキと話す様子が見受けられ、キャリアコンサルタントとしても、Aさんの強みを認識していました。また、これまでの経験から、顧客対応や接客におけるヒアリング力、傾聴力を培ってきたこともわかっていました。
キャリアコンサルタントからAさんにぴったりな会社をご紹介したところ、面接を受けてみたいとのお返事をいただいたため、面接を実施。Aさんの希望で面接同行をすることとなりました。
面接中、緊張からか、Aさんが上手く答えられない場面があったものの、キャリアコンサルタントからAさんのコミュニケーション力を説明することで、最終的に採用が決定しました。
面接同行をしたことでAさんの良さが伝わり、転職が成功したケースとなりました。
面接同行を利用してみよう
転職における面接は、真剣に準備をすればするほど緊張してしまうものです。本当は大変真面目で良い方であるのに、面接が上手く行かず、採用が得られなかったケースも多くあります。
そんなときに、信頼できるキャリアコンサルタントが同行してくれたら、大きな安心感があります。
転職に真剣に向き合おうとする方こそ、ぜひご利用いただきたいものです。
JOBDOORでも転職同行を利用される方は多くいらっしゃいます。気になる方は、お気軽に問い合わせください!