履歴書マスターへの道

【転職キホンのキ】履歴書とは?どのようにかけばいいの?

転職活動において、必要不可欠な履歴書。どのように書くのが望ましいのか、いま一つわからないという方も多いと思います。そこで今回は、履歴書の書き方について解説します。

はじめまして。転職エージェントとして日本全国に向けた職業紹介サービスを提供しているJOBDOOR(ジョブドア)です。 こちらのブログでは転職成功への入り口となるような情報を発信しています。

転職が初めての方もそうでない方も、履歴書を書くことに対して苦手と感じる方も多いと思います。JOBDOORでも「何をどう書くのが望ましいのか」「採用につながる履歴書の書き方が知りたい」など求職者の方の声をいただくことがあります。そこで、履歴書の基本的な書き方からNGポイントまでわかりやすく説明していきます。ぜひ、参考にしてください。

 

履歴書とは

履歴書とは、応募者の学歴や職歴、取得資格、志望動機のほか、希望する勤務形態や就業場所といった基本情報を、採用担当者(希望する企業)が確認するための書類です。いわば、求職者が「どんな人か」を判断するための書類であり、採用後は人事資料として保管されています。書類選考をおこなう企業も多いので、履歴書をいかに魅力的なものにするかも大切です。重要な資料なので、手を抜かず丁寧に書きましょう。
書き方としては、手書き、パソコンでの入力などがありますが、どちらでも構いません。一昔前では手書きの方が印象がよいとされる傾向もありましたが、最近では、パソコンで記入したデータの履歴書でもOKとしている企業も増えています。ただし、手書きでの提出を求めている企業もあるため、応募要件は確認しておきましょう。

 

履歴書に必要な項目

いざ履歴書を書くにあたってどの項目に、どのようなことをどんな風に書けばよいのか迷われる方も多いです。しっかりと項目ごとのポイントを確認しておきましょう。

 

氏名・住所・写真

氏名、住所、写真の貼り付けです。
住所を書く際に本籍を書いてしまう方もいらっしゃいますが、現在、住んでいる住所を正式名称で記載するようにしましょう。その際に、アパート名も正式名称を省略せずに書くことが必須です。
そして、写真については、服装は襟付きのシャツとスーツを着用するのが望ましいです。男性はネクタイを締め、清潔感のある髪型・髪色にし、ひげを剃るなどの身だしなみも整えておきましょう。女性は華美にならないメイクと髪型・髪色がよいでしょう。背景に関しては、青色や白色背景がありますが、特に指定がある場合を除いてはどちらでも問題ありません。

 

学歴・職歴

学歴と職歴は一行空けてわけて項目立てをして書きましょう。
学歴に関しては、高校入学から書くのが一般的です。学科名、学部名も忘れずに記載しましょう。
職歴に関しては、学生時代のアルバイトは書かなくてもよいです。しかし、学校を卒業してからの社会人時代のアルバイトの職歴は書きましょう。また、その際には、会社名も正式名称で書くのがマナーです。㈱などで略すのはNGだと覚えておきましょう。
退職理由も、会社都合や自己都合があると思いますが、丁寧に書くことをおすすめします。例えば、よくある自己都合の理由として「一身上の都合による退社」がありますが、補足的に、「結婚により」「家族の転勤により」など付け加えておく方がわかりやすいです。そして、すべてを書き終わったら、最後に「以上」と記載することを忘れないようにしましょう。

 

免許・資格

免許や資格も、判断基準のひとつになります。書くことによって、どれだけ努力ができる方かという印象を与えることにもなりますので、持っている免許や資格と取得年月はすべて書くようにしましょう。例えば、「自動車免許」の場合は「普通自動車第一種運転免許」など正式名称で記載しましょう。正式名称がわからないという方はWEBで検索できますので確認して記載してください。

 

志望の動機、特技、アピールポイントなど

どのように書いたらよいのか迷いがちな志望動機、特技、アピールポイントは、こちらに詳しく記載してありますので、ぜひ参考にしてみてください。
【転職向け】志望動機の書き方・答え方 | 失敗例も詳しく解説

 

本人希望記入欄

最後に、本人希望記入欄ですが、一般的には、「貴社の規定に従います」と記載するのが望ましいです。希望年収、転勤を希望しないこと、希望勤務地など個人的な希望は書かない方がベターです。
ただし、現在の勤務状況により、電話対応時間が限られるなどの相手に配慮する形の希望など採用活動上の会社への配慮は、気配りができる人と判断してもらえる可能性もありますので書いてもよいでしょう。
また、扶養内の勤務を希望する場合や、同じ企業で複数の募集がある場合に、どの職種を希望しているのかは事前に知らせておくべき必要事項なので明記してください。

 

履歴書作成のNGポイント

履歴書を使いまわしている

まず、履歴書の使い回しは絶対に避けてください。応募する企業ごとに志望動機やアピールポイントが変わってきますので、その都度、履歴書を書くようにしましょう。手書きの場合は、すべて一から書く必要がありますし、パソコンでの記入の際にも、氏名や現住所、学歴・職歴などの基本情報は変更がない場合はそのままでよいですが、それ以外の部分は必ず応募する企業に合わせて書き換えてください。

 

未記入の箇所がある

すべての項目は埋めるようにしましょう。未記入の箇所があるだけで、丁寧さや正確さにかけていると判断されるだけでなく、適当に書いているとみなされ、相手に熱意が伝わりません。万が一、免許・資格欄や希望欄に書くことがない場合でも「取得のために勉強中」「特にありません」など何かひとこと書くようにしましょう。

 

誤字脱字が多い

誤字脱字も印象が悪くなります。注意力がないと判断されたり、正確性に欠けると思われてしまう可能性があるからです。間違えた箇所を訂正印や修正テープで修正するなどはNGであるため、間違えたら書き直すほうがよいでしょう。

 

履歴書写真が適切でない

写真ですが、証明写真や写真館で撮影したものを使用するようにしましょう。自宅や屋外で撮影した写真はNGです。また、あくまでも本人を確認するための写真ですので、アプリなどで加工した写真を使用するのもやめましょう。

 

履歴書テンプレート

JOBDOORでは、求職者のみなさんのために履歴書のテンプレートデータをご用意しています。こちらからダウンロードできますのでご活用ください。

履歴書テンプレート

履歴書記載の見本

 

まとめ

いかがでしたか。転職の成功率をあげるためにも、履歴書を丁寧に書くことは必須です。ポイントをしっかりと確認しながら好印象になる履歴書を作りましょう。JOBDOORでも、履歴書の書き方のアドバイスなどもおこなっていますのでお気軽にご相談ください。

JOBDOOR(ジョブドア)では、「ひとりで悩まない転職」をモットーにあなたの転職活動と未来を全力でアシストします。的確なアドバイスときめの細かいサポートであなたと企業様を繋ぎます。ぜひ、お気軽にご相談ください。

 

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