履歴書マスターへの道

転職に有効な自己PRとは?受かる自己PRのテンプレートを紹介!

今回は、転職活動における有効な自己PRについてです。採用面接において、履歴書や職務経歴書はもちろんのこと、自己PRを重視する企業は多いです。そこで、転職を成功へと導く自己PRのテンプレートをご紹介します。

はじめまして。転職エージェントとして日本全国に向けた職業紹介サービスを提供しているJOBDOOR(ジョブドア)です。 こちらのブログでは転職成功への入り口となるような情報を発信しています。

自分のことを採用担当者にアピールするために、自己PRでどのようなことを伝えるかはとても大切です。有効な自己PRに必要な要素から、書き方や活用しやすいテンプレートまでを詳しく解説していきますのでぜひ、参考にしてください。 

 

企業が自己PRを重要視する理由

採用担当者は、限られた面接時間で求職者の人柄、経験、実績を知らなくてはならず、履歴書に記載されている自己PRを大きな参考材料とします。自己PRを踏まえ、実際に話したときの印象やこれまでの経歴などを総合的に判断しながら、選考をおこないます。また、志望動機は似たりよったりであることが多い一方で、自己PRはその人自身の詳細なエピソードが入るため、人それぞれで違いが出てきます。そのため、志望動機より、自己PRを重要視している企業も多いです。

 

自己PRで絶対に伝えるべき内容

就業経験のなかで注力したこと

では、どのようなことを自己PRに盛り込むのがよいのでしょうか。まず、就業経験の中で自分が注力したことを伝えましょう。詳しい数字やエピソードを交えながら実績を伝えることができればよりアピール度は増します。例えば「営業職をしていたが、周りの人よりも行動量に注力することによって、2021年期の営業成績で30人中全国1位になることができた」など、自分が何に対して努力をしてきたか、それがどのように成果につながったかなどもわかりやすく書くことが大切です。

 

持っているスキル

持っているスキルを伝えることも重要です。ただし、資格欄に基本的な資格は記載することができるので、自己PR欄では資格では表現できない自分の強みを簡潔明瞭に伝えるようにしましょう。例えば、「自分の強みであるコミュニケーション能力を生かして、自部署だけでなく他部署との連携を深め、社内の効率化、売上の向上を図りたいと思います。」など、まわりくどい言葉ではなく、「コミュニケーション能力」「柔軟性」「継続力」など、誰にでも一言で伝わるキーワードを文章に織り交ぜながら、自分のスキルを会社のためにどう活かせるのかを伝えるようにしましょう。
使えるキーワード例には下記のようなものが考えられます。
「業務を安全に進めるコミュニケーション力・業務改善力・長期的な成長を見越したマネジメント能力・不測の事態にも対応できる柔軟性があります。」

 

将来の展望

最後に、将来の展望を盛り込みましょう。希望する会社でどのように活躍したいか、自分の強みや技術をどのように生かせるかなど、将来の展望を伝えることも大切です。例えば、「営業の経験を積みながら、30歳までにはリーダーとなり、現場との連携を図るポジションにも挑戦したいです。」など、自分のキャリア形成について語れるようにしておくとより好印象です。
また、「現在、簿記の勉強をしており、資格を取得して経理事務にも挑戦したいと考えています。」など、仕事をするうえで、必要な資格があれば、積極的に取っていきたいという気持ちを伝えることも有効です。

 

採用担当者が読みやすい自己PRの書き方

簡潔にまとめる

次に、採用担当者が読みやすい自己PRの書き方のポイントをご紹介します。
まず、「書き方」ですが、履歴書にある自己PR欄はだいたい100~200文字程度しか書けないので、下記のポイントを守って簡潔にまとめることが重要です。
・箇条条書きを利用して要点を明確にする
・結論から書く
・1テーマにつき、長くても3行程度に抑える
・正しい日本語を使い、誤字脱字をしない

また、視覚的な読みやすさの観点からも、記入欄の7~8割程度の文章量に収めるのが理想的です。

 

職務に関連する強みを盛り込む

そして、希望する職種や職務に対して生かせる自分の強みを必ず書きましょう。限られたスペースを最大限に生かすためにも無駄を省いて、ピンポイントに書くことが大切です。また、具体性のない抽象的な強みや、プライベートや学生時代のエピソードは避けるべきです。必ず仕事上の経験・実績を選んで書くようにしましょう。企業が求める経験やスキルとマッチする部分を強調することで、採用担当者の興味を引くことができます。

 

自己PRで使えるテンプレート

自己PRを書くうえで、4つの要素で組み立てるとわかりやすく簡潔な自己PRを書くことができます。
ここでは、4つの要素を完成させて組み合わせることで、簡単に自己PRを作り上げられるようにしています。

 

自分の強みを一言でまとめるフレーズ

  1. まず、最初に自分の強みを一言で伝えられる言葉を用いて、結論を書き出しましょう。

(例)
「私の強みは傾聴する姿勢です。」
「これまで〇年間、事務職を続けてきました。」
「誰とでもコミュニケーションを図ることが得意です。」

 

具体的なエピソード

次に、その強みをどのように生かしてきたかというプロセスやエピソードを記載しましょう。
(例)
「お客様の想いを引き出すようなヒアリングを心がけてきました。」
「報連相を徹底し、リスクを未然に防ぐことに注力してきました。」
「目標を常に意識しながら、継続的に成果を上げることができました。」

 

成果

そして、その結果、どのような成果を上げてきたのかをアピールしましょう。
(例)
「社内目標を達成し続け、2021年には、営業成績で全国5位を獲得しました」
「お客さまの信頼を得ることができ、お客さまの8割が契約を継続されました」
「リーダーとしてチームをまとめ、社内目標を達成することができました。」

 

まとめの言葉

最後に、まとめとなる言葉を添えます。その際には、将来のビジョンや目標などを盛り込むとよいでしょう。
(例)
「入社後はさらに営業力を磨きながら、即戦力として成果を出したいです。」
「マーケティングの知識や経験を活かして、貴社の成長に貢献したいです。」
「できる限り早く仕事を覚え、よりよい店づくりに励みたいです。」

それぞれの文章を組み合わせて、繋がりにくいところを修正することで、簡単に自己PRを作り上げることができます。何度も読み返して、伝わりづらいところはないかを確認してみましょう。

 

業種別自己PR例文

営業の自己PR例文

営業として、常に数字を意識し、目標達成を果たしてきました。販売台数だけでなく在庫を残しながら繁忙期に向けての在庫調整や利益調整を考えながら決算総粗利を見越した営業活動をおこなってきたことは自分の強みだと考えています。顧客のニーズを掴みながらお客さまのために何がベストなのかを踏まえての提案が大切だと学びました。これまでの経験を生かし、御社でも即戦力として貢献させていただく所存です。

 

製造の自己PR例文

業務を安全に進めるためのコミュニケーションを大切にしながら仕事に取り組んできました。フォークリフトを運転する際には、周りに人がいないかの目視はもちろん、通行する人への声がけなど念には念を入れながら人的被害が出ないよう細心の注意を払っています。事故の防止は質のよい仕事にも繋がります。また、職場での綿密なコミュニケーションによって業務の効率化を図ることもできます。いずれは、リーダーとしてチームをまとめながらさらに自分のスキルを高めていきたいと考えています。

 

販売の自己PR例文

店頭にある商品とすでに持ってらっしゃる洋服とのコーディネートなどお客さまに応じた対応を心がけています。お客さまがご自分の理想や要望を私たち販売員に、話しやすいよう明るいお声がけや笑顔での対応を常に意識していました。常連のお客さまも増え、お客さまの要望に応じたスムーズな提案ができるようになりました。扱う商品は異なりますが、化粧品の知識を深め、お客さまにおひとりおひとりに対して最適なご提案ができるよう尽力したいと思います。

 

まとめ

いかがでしたか?自己PRは自分の強みやスキルだけでなく、意欲や想いを採用担当者に伝えるためにもとても大切な項目です。簡潔に相手に伝えるために上記のポイントを押さえながら書くことをおすすめします。また、転職エージェントでも自己PRの書き方などご相談に応じておりますので、ぜひ、お気軽にご相談ください。

JOBDOOR(ジョブドア)では、「ひとりで悩まない転職」をモットーにあなたの転職活動と未来を全力でアシストします。的確なアドバイスときめの細かいサポートであなたと企業様を繋ぎます。ぜひ、お気軽にご相談ください。

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