今回は、転職に有利な資格についてご紹介します。国家資格から民間資格までさまざまな資格がありますが、転職する際に有利に働く資格があるのをご存じでしたか?知っておきたいオススメの資格についてまとめました。
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はじめまして。転職エージェントとして日本全国に向けた職業紹介サービスを提供しているJOBDOOR(ジョブドア)です。
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キャリアップを図るうえで、資格を取得することが必須となるケースも多く、持っている資格によっては転職の際に有利に働くことも多々あります。資格を持つメリットから資格を生かした転職の成功事例までをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
資格が重要視される理由
資格が重要視されるのには、理由があります。ひとつには、求職者のスキルの証明になるという点です。履歴書に記載することによって、面接官に端的に自分のスキルを伝えることができます。また、資格がないとできない仕事もあるため、応募の条件になりうることもあります。次に、資格を持っているということだけでも、資格をとるために「頑張ることができる人だ」というアピールにもなり、その前向きな姿勢は評価されることが多いです。ちなみに、公認会計士や社会保険労務士など、希少性の高い資格をもっている方は、条件にあった企業を見つけやすい傾向があります。
資格をアピールするポイント
資格を得ようと思った動機を伝える
資格についてだけでなく取得した経緯や動機を伝えることで、どういう考えやスタンスで仕事に取り組んできたのか、ということをアピールできます。また、業務に関係がない資格でも、履歴書に書いておくことで、面接時に「なぜこのような資格をもっているの?」と聞かれることもあり、そこから話が膨らむ場合もあります。資格を取得したという向学心やチャレンジ精神は、面接官にも好印象を与えられます。
資格を得るまでのプロセスを説明する
資格を取るまでのプロセスを振り返り、「こういった未来像があって、そのために資格をとりました。」ということをわかりやすく伝えることも大切です。自分が積み上げてきたキャリアに対してより説得力が増すので、転職の際に、有利に働く場合が多いです。また、仕事をしながら資格を取得した際には、それも充分アピールポイントとなります。努力を惜しまず、キャリアアップやスキルアップを目指す姿勢も高評価を得られるでしょう。
資格を活用した社会での経験を盛り込む
ただ、取得しただけではなく、資格を活用して、会社でどのような業務をおこなっているかを説明することでさらに、一貫した自分の意志を伝えることができます自自分自身の仕事内容についても、解像度を高くして説明することができるため、より深く面接官に自分の価値や努力を理解してもらえる一助になります。
オススメの資格4選
日商簿記検定
日本商工会議所が主催する日商簿記検定は転職に有利な資格のひとつです。簿記を軸に経理や会計のほか、経営や財政に関する分析などもできるようになるため、さまざまな企業で推奨されています。1〜3級までがあり、なかでも日商簿記検定2級では、経営管理に求められる簿記・会計の知識を習得できるため、企業から重宝されます。難易度は試験ごとに異なるため、合格率も8.6〜28.6%と幅があります。
医療事務
女性に人気が高い医療事務は未経験でも働くことが可能ですが、資格を持つことで転職時には、大きな武器となります。医療事務に関する資格で代表的なものに下記の5つがあります。
■医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)
■医療事務認定実務者
■医療事務検定試験
■診療報酬請求事務能力認定試験
■医療事務管理士技能認定試験(医療事務管理士)
なかでも、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)、医療事務認定実務者、医療事務検定試験は、医療事務全般の知識をカバーする資格です。いずれも合格率は高く、比較的取得しやすい資格で人気です。診療報酬請求事務能力認定試験、医療事務管理士技能認定試験(医療事務管理士)は合格率が30〜50%と狭き門です。難易度がかなり上がりますが、より専門的な知識が身に付くのでこちらもおすすめです。
介護職員初任者研修
介護職を経験したことがなくても取得することができる「介護職員初任者研修」は介護の仕事を始めるためにあった方が有利な入門資格。誰でも130時間の講習を受けることで資格取得が目指せるという点も魅力です。資格がなくても介護の仕事は始められますが、「講義」と、「実技演習」を通して、業務に必要な技術や基礎知識が身に付くので安心して仕事を始められるという点においても取得した方がよいでしょう。また、施設によっては応募の際の、条件に「介護職員初任者研修以上」を提示しているケースも増えているので、転職先の選択肢が広がるというメリットもあります。
マイクロソフト オフィス スペシャリスト (MOS)
Microsoft Office Specialist(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)は、「オフィスソフト」の操作のスキルを証明する、国際的にも認められている資格です。オフィスソフトの代表格である「Word」「Excel」「PowerPoint」「Access」「Outlook」の5つの科目があり、基本操作や応用操作についての実技試験となります。事務や営業などこれらのオフィスソフトを使用する業務に関して、この資格があると有利になるケースが多いです。また、自身のパソコンスキルレベルの証明にもなりますので、履歴書に記載することで面接の際に、より説得力が増します。
JOBDOORで実現した資格を活かした転職成功例
Aさん (20代・女性)
学生のときに日商簿記検定2級をとったAさん。新卒でホテルに就職し、フロントで接客や受付業務に従事していましたたが、人と接する仕事が自分にはあっていないと感じていました。直接、お客様と関わることが少ない職種で働きたいと考えていましたが、働きながら自分で探すことが難しいと、JOBDOORに登録。日商簿記検定2級を活かせる事務の仕事がすぐに見つかりました。現在は、建材メーカーで経理事務として働いており、正確かつ迅速な働きぶりで活躍されています。
Bさん(30代・男性)
税理士の資格を持ち、都内の税理士事務所で勤務していたAさん。地元に帰って仕事をしたいと考えていました。国家資格である税理士の資格を持っていたため、企業は選びやすく、条件交渉もスムーズに行うことができました。現在は、世界に拠点を持つ地元でも有数の大手企業で財務管理をおこなっています。将来的には、CFO(最高財務責任者)や経理部長といった管理職を視野に入れながら日々奮闘中です。
まとめ
いかがでしたか?資格を持つことは、転職の際に有利になることがわかりました。専門性が高く、難易度の高い資格になればなるほど好条件で優遇されますが、比較的、難易度が低い資格でも、企業側にとっては「資格を持っていること」そのものが好印象となりますので、ご自身のスキルアップのためにも資格取得も視野に入れた転職計画を立てることもオススメです。
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